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  TRIP REPORT
  Colorado and New Mexico January 2009  

 
20090117 sat
To New Mexico via Houston

起床5時。5時半に迎えの車(カーサービス)がやってきてニューアーク空港へ。

7時半のコンチネンタル・エアー機にてニューメキシコ州へ9日間のスキートリップ。アルバカーキー直行便というのは無いのでヒューストンで乗り換えで目的地のアルバカーキーは12:45着。空港でレンタカーをピックアップ。

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コロラド州デュランゴへ向かう。約5時間のドライブ。岩が美しい景色。

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到着は夜になった。宿泊は「スーパー8」という名前のモーテル。



 
20090118 sun
Ski in Colorado

起床7時10分、ホテルで朝食ののち9時に出発。

今日はスキー初日。コロラド州デュランゴにてスキー。大きいスキー場。

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標高はベースロッジが8900フィート、ピークが10300フィートなので慣れるまで高度がちょっとたいへん(息がすぐにあらくなったり頭痛など)。

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天気は快晴、気温は摂氏5度くらいもありまるで春スキー。最高気温10℃という暖かい日が続いていたにもかかわらず雪はあまりとけてなくて、さすが西部の乾いた空気だ。軽い雪のスキーはとても楽しい。最終リフトの4PMまですべる。 Trail Map

良い日だった。前日と同じスーパー8泊。連泊はラク。



 
20090119 mon
Wolf Creek

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コロラド州のスキー場ウルフ・クリークにてスキー。ここは昨日の場所より小さいスキー場だが標高が高く雪質が良い。山の頂上の標高は3600メートル(11,900フィート)超で今迄わたしが滑った場所でもっとも高地。ちょっと動くと息が上がるのでやすみやすみ。 高地は体から水分が失われやすいのでたくさんの水を飲む。数年前のコロラドでは10,000フィートを超えると体の機能が低下し、殆どスキーが出来なかったが、今回はそのバリアを破る事ができて嬉しい。Trail Map

最終リフトの4時まで滑りアラモサという町に移動。

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道中はのどかな景色が続く。

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今晩の宿はデイズイン(Days Inn)というホテルチェーン。安価でベーシックなホテル。



 
20090120 tue
Red River

オバマ大統領誕生。レッド・リバーに行く車の中でラジオでニュースを聞いていたが、ニューメキシコ州はスペイン語の方がよく通じるという土地なのでラジオもスペイン語ばかり。スペイン語風発音でバラク・オバマというのを何回も何回も聞いた。

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今日の目的地はニュー・メキシコのレッド・リバー。まったく予測していなかったのだが、タウンが可愛らしい。

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ベース・ロッジ 8,730フィート、ピーク 10,350フィート。 Trail Map

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小さなスキー場ながらも、バラエティーに富んだゲレンデを提供しており、なにより標高が3300メートルという高地にあるために雪質が非常によい。アスペンの林の中のトレールが楽しい。11時半から4時まですべり撤収。

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本日の宿泊は、ベストウエスタン・カチナ・ロッジ。サウス・ウエスト風外観とインテリアのなかなかよいホテル。



 
20090121 wed
Taos

西部スキーの旅5日目。デュランゴ、ウルフクリーク、レッドリバーと3日連続でスキーしたので今日はスキーはお休み。

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宿泊したホテルのあるタオスの町をぶらつく。タオスは、ニューメキシコ州中北部にある町。「タオス」という言葉は、ティワ語で「赤い柳」を意味する。町にはプエブロ・スタイルの建造物が並びとても西部的かつフォトジェニック。

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タオスの後はサンタフェに行く途中にリオ・グランデを見る。川の上の橋を歩いて渡る事が出来る。リオ(川)はあまりグランデ(大きい)ではないが、峡谷が深い。そして強風が吹いておりかなり怖い。迫力はあるが。

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サンタ・フェが近くなると見えるのがキャメル・ロック。これは自然の岩なのだが見る角度によるとちょうど駱駝(らくだ)が座っているようにみえる。何回みてもかわいい。

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サンタフェはアートギャラリーや工芸品などの店が多い芸術の町。みやげ物やも多い。旧市街は西部的なプエブロ建築が並ぶが、新市街は普通の米国の郊外の町といった感じですなわち広い場所にモールが点在する。

宿はHoliday Inn SANTA FE 。



 
20090122 thu
Ski Santa Fe - Los Alamos (Crash Lisa)

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「スキー・サンタフェ」でスキーの後、サンタフェでディナー。

40分ほどドライブ、ロス・アラモスにある友人宅に寄る。今晩と明日はこの友人宅に滞在する。

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友人宅には可愛い犬がいる。色々な犬とコヨーテのミックス。さっそく友達になった。名前はクラッシュ・リサ。彼女はごろんとよこになってお腹を出して「撫でて、撫でて」と催促する。たっぷり遊んだ。犬は良いなあ。



 
20090123 fri
Pajarito

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今回のスキー・トリップの最後となるスキーは、ロス・アラモス近くのパハリトというゲレンデ。

小さなリゾートだが雪質はまあまあ、バラエティーのあるスロープで楽しめた。天気は今回の旅行で初めて曇り。西部には青空しかないのではなかろうか、という天気が続いたが、今日は小雪も舞った。 Trail Map

夜は友人宅に泊。おいしいディナーをご馳走になる。ホームメードのグワカモーリが抜群。



 
20090124 sat
R66、Madrid、El Pinto

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ロスアラモスからアルバカーキーに移動。いったんホテルにチェックインしてからアルバカーキーの市内を見物。まずは旧市街。ほかの中西部の町と似た作りですなわち中心に広場がありそのまわりを小さな店が囲む。次に新市街に移り大学街を見物。アルバカーキーは町の真ん中をルート66が通っていて、場所によっては両脇にレトロな店が並びなかなか良い感じ。

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だいたい市内を見てしまったので、3時半過ぎに、マドリ(Madrid)へ向かう。ここはサンタフェとアルバカーキーの中間点にある小さな村で芸術家がコミューンをつくっておりユニークな町並み。山を背景に素朴な家が並ぶ様は西部的。

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まるで彫刻の一部のような犬も。たしかに芸術家の町だ。

6時半にアルバカーキーに戻って友人とディナー。『エル・ピント』という有名なメキシカン・レストラン。タイヘンに繁盛していて少し待った。エンチラーダ・プラッターを頼む。実はメキシカン・ディナーで一番は最後に食べるパピータスというメキシコ風揚げパン。三角か四角で中が空洞になるようにふんわりと揚げてある。それをちぎってハチミツをつけて食べる。出来たてはとてもおいしい。

El Pinto

9日間のスキー・トリップ最後の宿は、Radisson Hotel Albuquerque



 
20090125 sun
不思議なモザイク

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起床8:15。ホテルの部屋でゆっくり朝食、10時半にチェックアウト。14:35のフライトまで時間が少しあるので、近くのショッピング・センターに行き、サルサを2瓶買う。これは、ニューメキシコ州でのみ売っているという玉葱のはいっていないサルサであり、玉葱が大嫌いな連れのたっての希望により旅先で重い瓶入りサルサを購入となったのだ。

11時半すぎにレンタカーを返し、空港までレンタカー会社のシャトルバスで移動し、チェックイン。スキーを預けて身軽になる。最近は飛行機の預ける荷物(Check-in Baggage)は有料な事が多い。今回利用のコンチネンタル空港の場合、一個目の荷物は15ドル。

ランチは空港内のメキシカン・レストラン『Gardunos』にて、野菜のブリットー。ズッキーニ、玉蜀黍、人参、ピーマンなどの炒めたものがブリットーに巻かれている。非常においしかった。食べきれない分はテイクアウト、機内の弁当とする。

2時にボーディング、2時半の出発という予定だったが少し遅れて、テイクオフは3時過ぎ。ヒューストンにて乗り換えなので、次のフライトに間に合わないのではないか、と連れはパニック。わたしは間に合うと見込んでおり、落ち着いている。仮に間に合わなくなったとしたら、その時はその時。次のフライト(多分翌日)にてNYの戻ることになるのだが、仕方ない。

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アルバカーキからヒューストンまでのフライトは、ERJ-145。ERJは Embraer(Empr Bras Aeronautica)という名前のとおりブラジル製のエアークラフト。とても小さなジェット機で2人席が2列。わたしの席は前から3番目で一列。窓際かつ通路側という良い席。砂漠や岩山、それから不思議なモザイク模様などを見下ろしながらの1時間50分のフライトを楽しんだ。

ヒューストン到着は一時間の時差があるので現地時間6PM。乗り換える飛行機の出発時刻は7:10PMなのでターミナルの移動時間を含んでもタイトではあるが問題なく間に合う。しかし、連れは顔面蒼白になり「間に合わない」と悲壮な表情。すぐに不安になりやすい人っているものだ。

ヒューストン空港はかなり大きくて、違うターミナルへは電車で行く。乗り換えターミナルに行き、問題なく乗り継ぎ便にボーディング。こちらはボーイング757。3-3-3列の標準サイズジェット。7時半ごろ離陸。2時間48分のフライトなので映画を見ることができる長さなので早速一本選んでスタート。ほどなくして夕食がサーブされる。サラダとピッツア。まあまあ。映画は『City of Ember』。200年後の地球が舞台のSFファンタジー。最初は面白かったが途中からお子様映画に変貌してしまった事もあり、寝てしまったので結末はわからず。どうでも良いけれど。

NJのリバティー空港着はほぼ定刻どおりの11:15PMごろ(時差1時間)。荷物が出てくるのに時間を要し、さらに予約しておいたカーサービスの迎えがなかなか来ないで、結局、空港を後にしたのは12時半くらい。 10日ぶりに海抜ほぼ0メートルという低地に、妙に空気が重く感じたのだった。


 
20090126 mon
Epilogue: サンタフェ・トルティーヤ

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再び会社に行くという日がスタート。しかし、高地での生活が続いていたので、ほぼ Sea Level での生活は空気が重い。

今回のスキー・トリップの行き先のひとつニュー・メキシコ州はその名前が示すようにかつてはメキシコだった場所でメキシコ料理がおいしい。

旅先では食べ物を買うことが多く、今回はサンタフェでこのトルティーヤを購入。ホールウィートの生地はほどよい厚みと質感が良い。やわらかさも適度にあるので具を入れて丸めてもやぶれずに上手く包める。さすが本場モノ。




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